社会的コーラス
社会的コーラスは、何羽ものセキセイインコが、声を重ねていっせいに鳴く声だよ。1羽だけではなく群れで鳴く声なので、何羽も飼っている家で聞かれるんだ。
ひと目でわかる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 聞こえ方の目安 | 何羽もの声が重なってにぎやか |
| 出る場面 | 群れが活発な時間、みんなが盛り上がっているとき |
| 気持ち | AIとりリンガルでは、快、興奮 |
| AIとりリンガルでの画面の言葉 | 興奮・喜び |
どんな声?
研究では、オスのグループで、そろって歌う合唱のような声が見られるよ。最初に歌いはじめる「リーダー」がいて、ほかの鳥があとにつづくんだ [1]。
AIとりリンガルでは、ワーブルという長い歌や、コンタクトコールという短い呼び声が何羽分も重なる声を、社会的コーラスとして扱うよ。いくつもの声が重なり、全体の音が大きくなっていることが手がかりなんだ。
どんなときに出る?
研究で見られる合唱には、歌いはじめる鳥と、それにつづく鳥がいるよ [1]。AIとりリンガルが場面の手がかりにしているのは、朝や夕方の群れが活発な時間や、みんなが盛り上がっているとき。何羽も同時に鳴いていることも、判定の手がかりだよ。
どんな気持ち?
AIとりリンガルでは、社会的コーラスを快で興奮している側の声として扱うよ。ただし、仲間といると声が大きくなり、いろいろな声が出ることも考えて判定しているんだ。何羽もいる中でのある程度大きな声は、ふだんの群れの盛り上がりとして扱い、特別に興奮しているとは限らないと考えるよ。
どうしてあげるといい?
合唱は群れの中のやり取りなので、止める必要はないよ。1羽の気持ちを知りたいときは、その鳥のそばで、ほかの鳥の声が少ないときに録音してみてね。声が重なった録音では、いちばん目立つ声を判定するんだ。
音のとくちょう
AIとりリンガルが目安にしている値
AIとりリンガルの典型パターン
AIとりリンガルは、いくつもの声が重なって長くつづくことと、周波数(音の高さを表す値)が2.0〜6.0kHzであることを目安にしているよ。ワーブルやコンタクトコールがそろって、全体の音が大きくなることも手がかりなんだ。
典型パターンとして置いている値は、粗さ50、純度45、帯域70、持続70、AM55、エネルギー90だよ。これらは研究の測定値ではなく、AIとりリンガルが決めた目安なんだ。声が重なるので、純度を低め、エネルギーを高めに置いているよ。
AIとりリンガルではどう判定するの?
録音から結果が出るまでの流れと、6つの音のとくちょうの意味は、分類の作り方にまとめているよ。ここでは、社会的コーラスに関わる部分を紹介するね。
いくつかの声が重なっているときは、エネルギーが高く、とくちょうがはっきりした、いちばん目立つ声を判定するよ。重なりがあったことは、「くわしく」の説明に書くんだ。
落ち着き・興奮と画面のことばは、プログラムが決めるよ。ふだんは「興奮・喜び」。ただし、はかった値がエネルギー30以下、帯域60未満で、鳴く頻度も高くないときは、1段落ち着いた側の「穏やかな親和」になるよ。2段は動かさず、快・不快も変えないんだ。
にている声との見分けかた
- 求愛ワーブル:1羽が相手に向けて長く歌う声だよ。
- 興奮コンタクトコール:1羽がうれしい場面で短い声をつづけるんだ。
- アラームコール:何羽も鳴いていても、荒くざらざらした声なら、警戒している可能性があるよ。
参考文献
- Chorus-like synchronized vocalizations(Big Chorus)in budgerigars. 帝京科学大学学術リポジトリ. https://tust.repo.nii.ac.jp/record/295/files/v12p29-38.pdf
- Tu, Osmanski & Dooling(2011). Learned vocalizations in budgerigars (Melopsittacus undulatus): The relationship between contact calls and warble song. JASA 129(4). https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3087398/
うちの子の声をきいてみよう
この声がうちの子のどの声に当たるのか、AIとりリンガルで録音してたしかめられるよ。スマホのブラウザで使えて、Googleアカウントでログインすると、写真をとうろくしなくても3回までためせるよ。
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